鎌田・両島公民館、畳に座布団で伸びやかな臥雲さん。市長は行政マンではなく政治家だそうです。
我が青春の1年前シリーズ。
[2020年2月16日の投稿記事]
今日の午前中、鎌田・両島公民館の、臥雲さんを囲む会におじゃましました。
「畳の間に座布団」の会場で、今日の臥雲さんは何やら嬉しそう。お話しも伸びやかです。いつもは真面目一色なのにね。
会場から「臥雲て、難しい名前だが、投票所では、どこまで、どう書きゃいいだかね」という質問があり、臥雲さんのお答えは
「がうん、だけでも大丈夫です。ひらがなでも、カタカナでも、漢字でも大丈夫」でした。が、続きもありました。
江戸末期に堀金で生まれたひいおじいちゃんが、お坊さんになった寺の名が「臥雲山孤峰院」。この臥雲を自らの名字にしたひいおじいちゃんこと臥雲辰致さんは偉大な発明家で、明治初めの第一回全国勧業博覧会で一等賞を取りました。
その機械にヒントを得た豊田佐吉が、豊田織機を起こし、特許を取得して大儲けをし、後のトヨタ自動車になったのです。
特許制度がなかっころの臥雲辰致さんが、貧しいままで人生を終えたのを思い、臥雲義尚さんは
「本当は価値があるのに、そのことが知られないのは寂しい。松本にある沢山のすばらしい価値の情報を発信し、しっかり認めてもらいたいと思っています」と。
あと、こんな話しも(要約で)。
〈首長(市長)は選挙で選ばれた政治家で、行政マンではない。
行政は法律とルールに従って仕事をするが、政治は、前例踏襲を転換し、仕切り直しができる。必要ならそれをするのが仕事。市民の投票で選ばれるからこそ、それができる〉のだと。だから、「行政の経験者が市長にはふさわしい」というのは、ちょっと、違うわね。
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