朝は、まだマイナス4,7度Cだったから、風は冷たかったですが、今期初めて庭にでました。
 庭用のエプロンをして、麦わら帽子をかぶり、長靴はいて、綿手して、いざ出陣。
 まずは、庭の隅の倉庫へ。秋に運び込んだ非常用の水のうち、ガラス瓶に入れたものが凍り、ビンが粉々に割れていたのを片付けました。
 次に、あちこちにうっすら顔を出した雑草を削り、庭のこみちには、雑草防止の試みとして、布を敷き詰めました。
布の色は、赤ではなく黒や紺ですが、気取ってあるけば、アカデミー賞受賞の会場のようです。野外ですが。
 玄関前の空き地も、布で覆いたくなり、なんか敷くものないかなぁ~~、と家の中へ。
 押し入れに頭を突っ込んで、布を探し、部屋いっぱいに布を広げましたが、残念。ありません。どれも、大切な布だもの。
 昨秋の残りの種をみたら、そろそろ植えられるものもあったのに、今日は、片付けなどで満足。
 一年の初めだからね、まずは、ウォーミングアップです。
 庭に小鳥を呼ぶためには、巣箱を取り付け、水場を作り(大きな皿でも可)、実のある木(南天、千両、万両、など)を植えればいいそうです(Eテレの園芸の番組で)。
 今も時々飛来なさいますが、巣箱があれば、常駐する、っていうことかしら。

 今宵もまた、日付が変わる時刻になってしまいました。もっと早く寝ないと、朝、早く起きれないのに。
 今日もまだ、マイナス4度くらいの寒い朝でしたが、晴れ。午前中は、町会の一人暮らしの高齢者の方に、お弁当を配りました。
 日曜日なのに、〒の配達があり、なんと、孫からの葉書です。
「春休みに、おばあちゃんの家に、とまりに行きたいです。とわより」。
春休み、は~~やく、来い!
お休みなさい。

 今朝の松本はまだ、マイナス7度の寒さでしたが、これが寒さの終わりだと思います。
 陽ざしが明るい、春の初めのこの良き日を、一日家で過ごせるのは、幸運。
 昨夜初めて作った、肉巻きおにぎりは、さめても美味しかったし、魚と鶏の骨だしの味噌汁で身体が温まります。
 絹のズボンに手こずっていて「こんないい日に、こんなことしていて、いいのかしら」の焦りはありますが、
 しかし、必要なものはやはり、まず、してしまわなければ。
 年度末だから、書類やファイルの整理もしたいし、もし、日中暖かくなれば、庭にも出てみたいです。
 フェイスブックへの、始めの4年半分の投稿が、一冊の本になって送られてきました。
 週刊誌大、163ページで、2700円。美しく装丁されています。
 中身は今、読み返す気力がないので、不問に付しますが、おすすめです。mybooks.jpという、ネット検索の初めの方に出て来た会社でした。

 あと数分で今日が終ります。
 夕方、疲れて帰り、気分も落ち込みぎみでしたが、なんとか、回復しそうです。
 でも、頭の中がまとまらなくて、今の最重要を引っ張り出せません。
「ほんとう」でなくても、ちっとも構わないのに、でも、
「ほんとう」は何か、が知りたくて、海の底を見つめているようです。
「ほんとうの、楽しさ」「ほんとうの、喜び」「ほんとうの、言葉」「ほんとうの、行動」「ほんとうの、仕事」。
 オーダーメイドの、贅沢品。贅沢時間です。

 メロディー付きのお祈りが、カトリックには多いですが、教会でよくとなえるのは、
 「主よ、憐れみたまえ。平安を与えたまえ。主よ、我らの願いを聞き入れたまえ」というような意味の、お祈りです。
 それで、「お願いをしなきゃ損損」という気持ちもあって、毎日同じ、4つのお願いをしています。
 その一つが「神様、私に平安を下さい」ですが、お願いした途端に、
 「ああ、今日も平安で、ほんとうに、ありがとうございました」としみじみ思います。
 他には「喜びを下さい」というのもあります。これも、まことに不思議なことに、お願いした途端、
 「神様、確かに、今日も喜びがありました」と、気が付き、その喜びをかみしめて、感謝してしまいます。
 心躍る、飛び上がりたい程の「喜び」もありますが、日々の暮らしの中では、「喜び」は静かなものですね。
 しんしんと、雪の降りつもるような、「静かな喜び」です。

 和服をあれこれして、洋服風にした衣類です。
 2つめの黒いズボンが昨日完成の物で、一度作ってみたかった、「ドカン・ズボン」というスタイル。
土管のような(ドラム缶のような)3つの筒(腰と2本の脚)をくっつけただけのズボンです。簡単だけど、はき心地はいまいちでした。




 8日振りに、1日家に居、家事三昧です。
 朝の気温はマイナス8度でしたが、陽ざしはぐんぐん明るくなって、春はもうすぐ。
 朝イチは、作りかけのズボンの長さを決め、裾(すそ)をかがり、アイロンをかけて、まずは室内用のスボン完成させました。
(上着は、長い着物の下を切るだけで簡単なので、すでに2着完成しています)
 朝ご飯は、フルーツケーキを作る事にしました。
 伊予かんの皮とリンゴ一個を、細かな賽の目に切り、砂糖で煮てピールを作り、これとクルミとレーズンを、小麦粉・卵・はちみつと混ぜて、焼きました。テフロン加工のフライパンで。
 食後は、掃除の前に、糸くずが出る、ほどき仕事を済ませます。鹿の子絞りの赤の羽織と、紬(つむぎ)織りの紫のひふの、解体です。
 早く乾かしたいので、すぐに洗い、干し、半乾になったところで、アイロンがけ。
 これで、絹のスカートと、外出用ズボンの生地が調達できたました。
 お昼ご飯は、料理番組でやっていた、長ネギのチャウダーと、冷凍しておいたバジルソースたっぷりのスパゲティ。
 ついでに、晩御飯の、魚やポテトのフライや、煮物や浅漬けを作って、お弁当箱に並べました。後はご飯を炊けば、OK.
 午後からは、散らかった糸くずを吸引するために、濡らした新聞紙を、細かくちぎって畳にまき、掃き掃除。
 でもその前に、衣類をたたんだり、物を元の位置に戻したり、裁縫箱の中を整理したり、、、、いろいろ目について、なかなか掃除までたどりつけません。
 コーヒーブレイクは、遠藤周作の短編小説に目を通し、空見て、庭を見て、、、。
 もう少し暖かくなれば、庭仕事もできるようになります。

 ある理由で、山の中程に移住したとして、
「近くの山が、火山(休火山)らしい」と聞いたとしても、あまり深くは考えないのが普通だと思います。
 近隣の村は平穏だし、山に煙りも立ってないし。
 そして、ある時、その山が大噴火を起こしたら、腰が抜けそうな程びっくりするでしょう。
 火砕流はまだここまで押し寄せてこないとしても、立ち退くか留まるか、は大問題です。
 静岡の浜に近い所に、従妹(いとこ)が住んでいますが、ある時、私が
「ここ津波が心配だけれど、、、」と呟くと、彼女は
「その時はその時、別に、死んでも、いいんだから」と言いました。
「ええっ~~ そんな、ばかな!!!」と思いましたが、今日は、その気持ちが解ります。
 死なばもろとも、と思えば、活火山の側で生きるのもどうということはなく、いずれ、噴火もおさまり、休火山になることもありうるわけですから。

 朝家を出た時は、ただの曇り空だったのに、歩き始めると、ぽつりぽつり、白いものが降りてきました。
 しばらくゆくと、ほろりふわりと中空を漂うものが、雪と判明。
 やがて、さらさらと風に舞い、はらはらと降ってきて、
 女鳥羽川を渡る頃、桜橋の欄干には、雪が留まり始め、
 お城の外堀の橋を渡る頃には、歩道の敷石が、一面、薄化粧の白でした。
 雪の降り始める様は、しんしんと、特別の詩情がありますね。

 そうしてたどり着いたミサで、この言葉を聞きました。
「私の選ぶ「断食」とは、
 飢えた人に、あなたのパンを裂き与え、
 さまよう貧しい人を、家に招き入れ、
 裸の人に会えば、衣を着せかけ、
 同胞に助けを惜しまないこと。
 そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で、
 あなたの傷は、速やかにいやされる。
 あなたの正義が、あなたを先導し、
 主の栄光が、あなたのしんがりを守る。
 あなたが呼べば主は答え、
 あなたが叫べば、「私はここにいる」と言われる」(イザヤ58)

 今日初めて、神父さまの移動を知りました。諸事情により、1年遅れたとのことですが、それ故、私の受洗に関わっていただけました。
 教え、導びき、愛して下さった神父さまに、感謝です。

 テレビはたいてい音を消して画面だけ、ちらりちらり。
 耳は音楽を聞き、手は裁縫、というのが、座った時の主なる姿でしたが、
 ここしばらく、アンプの調子が悪いので、音楽はご無沙汰してます。
 アンプでのラジオは雑音がひどくて、とても聞けません。
 もう一つのトランジスタラジオは、テレホンカード大で、これも雑音のため、匙を投げ、非常時持ち出しのリュックに入れたままでした。
 ラジオを聞く用事が出来たので、今日、久々にアンプとトランジスタの両方を操作したら、家のある場所で、トランジスタが聞き取り可能と判明し、とても嬉しかったです。
 テスト試聴もOKで、ついでにNHK 第二放送に合わせると、英語の学習番組をやっていました。
 ちょっと聞いているうちに、もうちょっと聞き取りたい、とつい真剣になり、裁縫をしつつ、時間のたつのを忘れました。
 NHKラジオの英語学習番組は、充実していますね。
 平日で7時間ぐらい、土曜日で6時間くらいのプログラムです。
 久々に、手と耳と目を、違う分野で、同時に駆使した時間でした。

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石上 扶佐子
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