ついに今年度後期の授業が終わりました。
 ということは、ルーターを買うか否か、判断が切迫してきた、ということです。
 私がルーターと言っているのは、パソコンの横に置くとインターネットがつながる、という機器。
 すなわち、自宅でもネットがつながるということです。
 ホームセンターで売っている、かも、とか、アマゾンで買える、かも、とか、情報は入ってきているのですが、、、、。
 買うか否かの選択が出来なくて、、、、。
 今日は雪でした。
 こんなんでも学校までへっちゃら、なら、当面なくてもいいか、と試すつもりで歩いてきました。(もちろん長靴で、傘さして)
 そういえば、 最後の授業で、
 「外出して、歩き、陽にあたることは大切」と教わりました。
 やっぱり、また、判断は先伸ばしにしようかなぁ。

蘇州大学の留学生が、私にこたつ布団をくれるそうです。
今日の6時半に、自転車に積んで家まで持って来てくれるんだって。
試験中で晩御飯を食べてゆく暇はないみたいだから、
お弁当でも持たせようかな。
早く、家に帰らなくちゃ!

土曜日の夜、ナイジェリアのドクターが晩御飯を食べにきてくれました。
国にいれば一日に一つの手術はしているという脳外科医で、
半年の予定で、信大に手術の勉強にきています。
国には美しい夫人と小さな子供が2人いて、下の子が生まれてたった1日で、日本に来ました。
初めに出会った頃は、たぶん、ホームシックの最中だったのね。
「月曜日には10時間の手術があり、執刀はしないけれど、準備がある」とのこと。
帰国したら、ナイジェリア一番の医者になるの? と尋ねると、
にっこり笑い、うなずきました。
確信があるみたいに。
嬉しかったですね。私も。

 21日の夜、松本に帰り着き、駅前の交番で
「ルーターを買える家電量販店はありませんか?」と尋ねたところ、
 駅近辺から我が家近辺までの間にはありませんでした。
 思わず「では、みなさんどうなさっているんでしょう?」とつぶやいたら、
「いろいろです」とのこと。
 翌日は雪だったので、畑用の赤い長靴をはいて登校しました。
着物に古長靴だから見かけは悪いけど、なかなか快適だったので、
「ルーターが買えず、このままうちでネットが使えなくても、長靴を履けば登校できるから、ま、いいか」という気になりました。
 今日は歩道の雪が少なかったので、ビニールカバー付きのぞうりで登校、今図書館です。
 今日は信大の小さな教室の5,6人の学生さんの前で1時間半、私の「青柳さく」さんを熱く語らせてもらいました。
 ほんとに、ほんとに嬉しかった!
 このことがあったから、年末年始も温かく過ごせたのだと思います。
 声をかけて下さった方、試験の最中の忙しい時期に時間を割いて聞いてくださった方、心から感謝し、御礼申し上げます。
 今夜から小冊子「安曇野文化」用の小文「青柳さくー研成義塾に殉ずるー3-」を書きます。
自室の、資料に近い場所にこたつもセットできて、準備は万端!!!

 今日は午前中から(?)から雪。
 キャンパスを歩けば、一歩ごとに、草履(ぞうり)の下で、積もった粉雪がきゅっきゅっと鳴り、
角砂糖のような雪の塊りが跳ねて、草履カバーの中に飛び込んで来ます。
 6人の学生が着物を着てくれた昨日が晴れで、ほんとに良かった。
 若い人はきれいで可愛くて、それはそれは素敵な時間でした。
 ところで、次に雪が積もったら、どうしようか。
 着物の足元が、畑用の長靴でもいいかしら?

 明日から5,6日、東京で孫と遊んできます。
彼女も着物が好きなのよ!

 信大生6人に、和服を着付けしました。


ホームセンターでこたつを買い、外に出てバスに乗りバスを降り、やまびこ道路を横断し、10メートルほどは直進出来たのです。
でも、もう、そこまで。
大きな正方形の重い荷物を、持ち上げる事も引きずる事も出来ず、力尽きて、立ち往生をしていました。
あたりはすでに暗く、気温はたぶん氷点下、風も冷たくて、、、、
小路なのでタクシーも通らないし、、、、。
どっしよっかなぁぁぁぁ~~~

そこに、突然、声が聞こえました。
「Can I help you ?」
えっ、誰か、助けてくれるの?
目を凝らして見回せば、頭上の闇の中に大男の真っ黒い顔がありました。
ややっ! おぬしは、ナイジェリアのドクターではないか?!
実は彼とは、1月4日の留学生との交流会で知り合い、
2,3回メッセージのやり取りをしていた仲だったのです。
彼はコタツを軽々と担ぎ、我が家へ運び、ついでに組み立て、ついでに晩御飯をたべ、ついでに翌日の礼拝に一緒に行く約束をして帰りました。
翌日曜日、礼拝のあと、和太鼓が響き神輿(みこし)でにぎわうあめ市の街を、
連れだって歩き、中町通りや縄手通りや松本城を案内しました。
帰り道は、市の中心からテクテクの歩き。
大男の歩調に合わせるのは大変でしたが、彼は、道々、次から次へと
沢山の讃美歌を歌ってくれました。風を突いて。
彼が一番大好きだという「古代の讃美歌」は日本でもポピュラーな、
「聖なる聖なる聖なるかーな、、、、、」。
私も好きな賛美歌66番でした。

 サプライズで、という打ち合わせは無かったので、書きます。
 ソワソワと、ワクワクと、ハラハラで、頭が爆発しそうだから。

 6人の学生にほぼ同時に、和服の着つけをすることになり、1セット14品の着物グッズを、6セット用意することになったからです。
 品数を用意するだけでなく、組み合わせが大問題なのです。
 身長と星座のラッキーカラーに合わせて、着物や、帯や、羽織りや、草履の色合い、風合い、模様、袖丈、おひふの裾丈、などの組み合わせを決めてゆきます。
 できるかしら?
 14品目は、胸さらし、じゅばん下の上・下、じゅばん、着物、だて締め、帯、帯板、羽織り、道行または道中着、ショール、足袋、草履または下駄、腰ひも2本、です。
 買うものは男物の下駄だけです。あれば便利だからいいの。
 製作するものは、腰ひも8本と男物の帯だけ、だけど、これ以上楽しいことは無いと思うので、他のことは、ほぼぜ~~~んぶ、後回しになるわね。

 今から、女鳥羽川のほとり(南浅間橋下り)の三九郎を見させてもらって、その後、ホームセンターに炬燵を買いに行きます。
 上記の14セットに加え、老女バージョンの厚手のコートを着、コロコロになっています。
 炬燵を担いて帰って来られるかしら?

 そんなにまでして、なぜ、人は学びたいのだろう、
 学びはどうして、そんなに魅力があるんだろう、と思っています。
 学びの初めは、自分がそれまで当り前と思っていた事や、漠然としていた事が、見方や角度を変えて、鮮明に把握されてゆく面白さですよね。
 次は、それらを組み立てて自分でいろいろ考えてみること、
 それから、実行してみて変わってゆく世界の驚き、、、、。
 信大の講義と、経験と見聞によっての現到達点は、
「人は自分が持っている感覚や尺度がフツウで、それで他者を見、判断する。
 でも、それは他者のほんとの姿ではないから、他者とその世界を学ぶ必要がある。
 社会の中で生きる事と学びは、ある意味では同義。
 だから、生きたい時、人は学びたい、のだと」。
 最近のヒットは、友人が「不安も悲しみも、皆、錯覚だよ!」と言い放ってくれたことが、しみじみ腑に落ちたことでした。

明けましておめでとうございます。

お正月の3日に「世界の果ての通学路」という番組を見ました。
なんというか、なんというか、もう、なんと言っていいか、、、
たぶん、私にとっては歴代唯一の映像でした。
私も、曲がりなりに、通学の身であるので、もう、、、。
蘇州大学の3年生で、一年間の交換留学により信大にきている女の子が、将来は映画を作りたいという希望を持って、残りわずかな大学での日々を過ごしています。それは映画で深く感動したことがあり、忘れられないからだそうです。
「世界の果ての通学路」のような映像を見たら、その気持ち、よくよくわかりますね。私も応援しますよ。
この番組の中の子供たち、この番組には映らなかった多くの子供たちのために祈ります。番組中もずっと祈っていたけれど、これからも、忘れずに、祈り続けます。

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石上 扶佐子
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