ホームセンターでこたつを買い、外に出てバスに乗りバスを降り、やまびこ道路を横断し、10メートルほどは直進出来たのです。
でも、もう、そこまで。
大きな正方形の重い荷物を、持ち上げる事も引きずる事も出来ず、力尽きて、立ち往生をしていました。
あたりはすでに暗く、気温はたぶん氷点下、風も冷たくて、、、、
小路なのでタクシーも通らないし、、、、。
どっしよっかなぁぁぁぁ~~~

そこに、突然、声が聞こえました。
「Can I help you ?」
えっ、誰か、助けてくれるの?
目を凝らして見回せば、頭上の闇の中に大男の真っ黒い顔がありました。
ややっ! おぬしは、ナイジェリアのドクターではないか?!
実は彼とは、1月4日の留学生との交流会で知り合い、
2,3回メッセージのやり取りをしていた仲だったのです。
彼はコタツを軽々と担ぎ、我が家へ運び、ついでに組み立て、ついでに晩御飯をたべ、ついでに翌日の礼拝に一緒に行く約束をして帰りました。
翌日曜日、礼拝のあと、和太鼓が響き神輿(みこし)でにぎわうあめ市の街を、
連れだって歩き、中町通りや縄手通りや松本城を案内しました。
帰り道は、市の中心からテクテクの歩き。
大男の歩調に合わせるのは大変でしたが、彼は、道々、次から次へと
沢山の讃美歌を歌ってくれました。風を突いて。
彼が一番大好きだという「古代の讃美歌」は日本でもポピュラーな、
「聖なる聖なる聖なるかーな、、、、、」。
私も好きな賛美歌66番でした。

< 2015年01>
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石上 扶佐子
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