社会人になってから、5回ほど大き目の試験を受け、「金輪際、試験はヤダ」と思っていました。
 しかし、冷静に考えれば、試験が嫌なのではなく、試験の準備のために、多大な時間とエネルギーを注ぎ込み、我慢することが沢山あったのが、嫌だったのです。
 もし、なんの準備もしないで、全くの手ぶらで、交通費くらいなら出るよ、という試験なら、その日暇があれば、行って受けてみてもいいのです。いつもと違う場所に行けて、パズル気分の試験も楽しいかも。
 当時は、合格すれば未来が開けるような気がして、懸命に準備したけれど、今となれば、そんなことしなくても良かったのです。そこで手にした資格だって、あんまり役に立ってないし。落ちれば落ちたで、別の人生があったでしょうし。
 暇つぶしの慰めになるなら準備をしてもいいし、自分の勉強のためにやりたいなら、してもいいですけれど。
 しかし、手ぶらで、というのは大切だと思います。イエスも弟子たちに、手ぶらで出て行くように、と言っています。60歳を過ぎたら、もう、それができるのではないか、というのが、個人的感想です。
 誰かに、「何か話して下さい」と言われたとしたら、60をすぎたら、「手ぶらでいいですか?」と聞き、OKなら出向くというのはどうですか。
 話すべきテーマが何かあれば、まず、中学か高校の教科書に書いてあるような基本のことを述べ、自分の考えも簡単に述べ、あとは聴衆からの質問に答えたり、聴衆に聞いてみたり、混り合い、呼応し合ってゆけば、その場固有の、独特な価値が生まれるのではないか、と。
 ひどい会になったら、もう声はかからないから、気楽なもんです。 
 

 秋の青い空の下、山形村の井上アイシティイ21へ行きました。今日から始まった「勇気の証言ーホロコースト展」を見るため、友人の車に乗り合わせ、にぎやかにお出かけです。
 この展示は、1994年に都庁で第一回が開催され、その後全国の73会場を巡回している力作で、会場は人でいっぱいでした。
 第一章「ナチスドイツの大量虐殺」、第二章「アンネ・フランク」、第三章「杉浦千畝」、第四章「人権」のそれぞれが、深く掘り下げられ、そのことが起こった背景や思想や歴史もしっかり描かれています。
 読みやすい文章と沢山の写真やスケッチで、主張がよく解り、心を動かされます。知っていることなのに、新しい世界に踏み込んでいくのです。
 最後の章では、現在も続く、紛争と虐殺と差別と人権侵害が扱われ、同時に、それを乗り越え解決してゆく希望の言葉が、各テーマに添えられていました。
「人権が奪われる時、平和も失われる」が、大テーマだったかな。やるべきことは沢山ありますね。 


 昨夜は、駅前で「ジセダイトーク」の企画会議でした。ひとつのテーブルを10人が囲んで、「議論&呼応」の醍醐味を満喫です。
 「ジセダイ」は「次世代」のこと。2年前、何故このタイトルで月1の集会を始めたか、を臥雲さんは
「前回の選挙が終わった時、もっと、若い世代の意見を聞きたかったと、悔やまれたから」と言っていました。
 議論沸騰の合間に誰かが、「臥雲さんの強みは何ですか?」と尋ねた時の、本人のお答えは
「1)聞く力がある。2)解釈(調整)する力がある。2)発信する力がある」でした。
 まことに、まことに。それは、付き合った誰もが認めるところ。「まあ、記者だったからね。でも、まさに、それが政治の力だよね」と、その場の大方が了解したのでした。
 今日は浅間のJCF(日本チェルノブイリ連帯基金)の事務所で「災害時における原発放射線被ばくとヨウ素剤配布について」の会合がありました。
 そうそうたる7人が、こちらも一つのテーブルを囲み、興味しんしんのお話しが続出です。その話が、実際にかたちになって進んでいく凄さ。力のある集団がもつ充実感でしょうか。
 心も頭も満たされ、松本市発行の「松本市災害医療救護活動マニュアル「原子力災害編」」も頂き、帰宅。秋の夜長はいざ、ねじり鉢巻きで、冊子を読むことにしましょう。
 

 直近の冬と夏の、寒さ・暑さにネをあげたので、エアコンを買おうか、どうしようか、と迷っていたところ、家電量販店の広告が来ました。「決算期の大売り出しだよ~~」
 10日ほど迷った末、今日、見に行ってきました。ものすごい数!
 心は傾いていますが、さて、買うとして、どこに取り付ける? 大きさは何畳用? 性能はどのあたりで手を打つ? 客にも私にも快適であるためには? 家具の配置は?
 腕組みして考え続け、結論は、「明日、また来よう!」でした。
 今夜中に決断しなくては、、、、。

 今日は雨。晴耕雨読です。
 夕方、雨がやんだので、庭へ。キュウリやトマトの片付けと、雑草引きで、耕すまではいきません。

 今日は天気が良く、前方の上高地の山が綺麗。
 毎年開かれ、今年で32回目の「松本市健康フェスティバル」は、いつもは松本市中央部で行われていましたが、今年から、広い市のアチコチを巡回することになり、その初回が波多でした。
 初めてこのことを聞いた時は、えぇっ!、そんな遠くじゃ、来る人が少なくなるわねぇ~、バザーも寂しいわねぇ~、準備や品物運びも大変だし~~、という感じ。
 しかし、今日、終わってみると、売り上げは市中央部の昨年よりも多く、体育館の中も賑やかでした。
 地域の皆さまの「よっしゃ、波多でやるなら、波多で盛り上げよう」という心意気も。
 国体が全国を巡回するように、巡回フェスティバルもいいもんですね。その年は、全体が開催地域に心を寄せることが出来る、という意味でも。
 衣類、陶器、雑貨、食品、に分かれ、体育館の前に陣取り、売り子たち(松本健康推進の理事さまたち)は大奮闘。売り子の合間に、私たちも、体育館の中の健康ブースで、様々な測定をしてもらったり、バザーの品を(山ほど)買ったりしました。
 楽しいお祭りの1日が、無事終わりました。
 
 

 早朝6時の町会・女鳥羽川一斉清掃は、緊張していたので、早くに目覚め、しっかり間に合いました。
 しかし、我が組の方々の顔が見当たりません。あれ~~、不安がつのります。
 日曜ごとに、雨天順延を2度繰り返し、今日は三度目の日曜だったので、皆さま、もう、忘れちゃったのでしょうね。
 ま、一人でもいいか。どうってことないし。
 最後まで一人でしたが、最後まで、どうってことはありませんでした。
 Mウィングの「学都松本フォーラム」で、「蟻の兵隊」という映画の上映があると聞いたので、昼前に、勇んで出掛けましたが、映画は昨日だったようです。
 今日は「学都松本教育100年を語る会・楽しい学校って、どんなところ?」というワークショップ。それに参加しました。
 あまり、楽しくなかった我が学校生活を思い出し、現在は80%近くの子供達が、ほぼ楽しんでいる、という学校生活に感謝です。
 展示もいろいろ、作品作りのブースも沢山ありました。

 朝6時15分に、電話です。隣人から。
 「あの~、今朝は、ゴミステーションのお当番ですが、、、」。
 有り難いことです。お陰さまで、6時半、無事所定の場所に立てました。
 空きペットボトルや、空き瓶の間に椅子を出し、隣人とトークタイム。お隣さんなのに、普段はなかなか、腰を据えてお話しできません。貴重で、ラッキーな時間でした。
 8時半集合で、城東公民館文化祭へ。健康推進のブースの準備の後、9時の開会式で、旭町中学校の吹奏楽の演奏を聴きました。全国的にも屈指の名演奏です。愉気のみなぎるる音を浴びて。
 うちらの体組成測定も好評で、奥まった静かな和室だったのに、66名のお客さまでした。
 ブース担当は、午前中4人、午後5人。気負わず過ぎた、穏やかで和やかな時間。皆さま、ご苦労さまでした。
 帰宅後夕方、遠方よりの来客あり。
 「食事も、お菓子も、お茶も何もいらない」とのお言葉どうり、お構い無しの、何も置いていないテーブル(実はこたつの台)に聖書を広げ、共に豊かな時間を過ごしました。

 朝9時、家を出た時は小雨だったのに、西へ西へとバイクを走らせるにつれ、雨量が多くなりました。
 ヘルメットの透明な風避けに、パシパシ張り付く雨を、タオルで拭くのが大変。信号で止まるだけでは間に合わず、幾度も路肩に駐車。初めて行く場所なので、最後は迷子になり、雨の中、泣きそうでした。
 おかげで、波多の保健センターまで、1時間以上もかかってしまって。今日は一日、松本健康推進の理事の皆様35人と、バザーの値付け作業です。
 バザーは、24日月曜日(祝日)、波多の総合体育館「健康フェスティバル」で開店します。今年も上質の品が沢山あります。是非、お越し下さい。
 夕方の帰路も、雨の中。おかげで、城東公民館文化祭の前夜祭に30分遅れで到着。
 今日のお料理は全部、「男の手料理教室」の皆さまと、「ふるさと料理の会」の皆さまの手料理でした。それはそれは美味しかったですよ。ごちそうさま。
 信大生の「ケルト音楽」も楽しかったです。ありがとう。
 明日は、「ふくふくらいず3F・城東公民館」文化祭の本番です。9時開会式。一日中、舞台、食べ物、展示、販売など、賑やかです。
 健康推進の部屋(和室)にもお越し下さい。体組成計を持ちこんで、チェックをし、体内年齢も、お知らせします。お待ちしてます!

 朝一番、バスで駅へ行き、バイクを引き取ってきました。
 9時半から、町会公民館で、町カフェの準備。
 「白玉・抹茶白玉・きな粉白玉・粒あん載せ」と「キャベツの3色和え」の準備をしました。
 午後からは、梨とバナナを切り、3皿を盛り付けて準備は万端。
 今日のカフェ会場は、5つのテーブルに、30人が着席で、レストランのような雰囲気です。
 2時開店なのに、いつも1時半過ぎからお客様がおいでで、3時半の終了まで、皆さま、ごゆっくりとご歓談でした。
 新企画で、最後の30分位、体操をしたり、歌を歌ったり、災害時に備える豆知識の講義もあって、充実の2時間。
 ささやかな町カフェも、月ごとに進化していきます。
 

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石上 扶佐子
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