娘の夫が、日本の大学で教鞭をとるために、5月の末から来日するので、ニューヨークの彼の家では、一月以上一人親になります。
(6月末には娘と孫2人も来日し、家族は合流)
 夫婦で協力して子育てをしている娘が、言いました。
 「その間、お母さんが来てくれたら、助かるけどなぁ。往復には、お金がかかるしね、、、。」
 一月ほど前に聞いた、娘の言葉が気になっていました。
 心の中の声は、でもね、命や安全は、お金には代えられないわね、、、。
 娘がニューヨークにいる、という期間が長かったので、私は幾度か彼の地へ行きましたが、旅費はいつも娘持ちで、私は予約された飛行機の切符を貰うだけ。
 母(私のこと)の判断基準は、ほとんどが「お金のかかることはしない」で、
生き方として、シンプルな良さがありましたが、それだけではいけない、ということにも、最近、気づくようになりました。
 「母の日」のニューヨークからの長電話で、パパ・ママ・孫たちと話すうちに、つい言ってしまったのです。
 「一人親で、もし、助けが必要なら、母は自腹切っても行きますから」と。
 あくまでも、助けが必要ならの話で、本題は「母も「命や安全はお金には代えられない」という境地をやっと獲得し、それを実行してもいいと思っていること」を伝えたかったのです。
 電話口で、娘が言いました。
 「助けが必要です! マイレージが使えるかもしれないので、調べてみるから。いつなら、来れる? 羽田がいい? 成田がいい?」
 マイレージというのは、お金をかけないで行けるという意味です。
 こういうことに、私は、非常に弱いのです。
 もとの木阿弥、のようでもあります。
 どうしよう~~~。

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石上 扶佐子
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