11年前の今日、娘が平安神宮で挙式した折、式の前の「両家の顔合わせ」という儀式の時でした。
 新郎側の来日外国人10数名(家族と友人達)は、全員きれいに正座して、真直ぐ横一列に並んでいました。
 日本人側の列では、正面に一番近い私が、正座出来ず、留め袖姿なのに、足を大きく崩して、なんか、だらしのない花嫁の母。
「もう歳だから、治りません」と医者から見放された膝痛の真っ最中で、膝は腫れて、2倍程の太さに。
 先日、留め袖を着ていた妹が、やはり膝痛腫れだったので、子供の結婚や出産の頃って、親が一番大変な時かも、と思いました。
 あれこれ努力し、2年程して膝痛が消えた時、私は以前より、少し健康になっていました。
 さて、今回の膝痛は、ある日、無理に正座をして、ぎぎぎー。
 それからの日々はまさに、春を待つ「三寒四温」そのもので、暖かい朝の喜びと、また訪れる寒さに失意、の繰り返しです。
 でも、「三寒四温」の方向は、暖。
 「正座」で痛めたのは、元の骨筋が「正」ではなかったということで、今痛いのはきっと「正」になるための、リハビリなのでしょう。

< 2016年03>
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石上 扶佐子
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