市長記者会見①DXとスーパーシティー②コロナ関連③新市立病院建設の取りまとめについて。
2020/12/25
市長記者会見の日。前方に市長との副市長が。まず、スーパーシティ構想についてでした。
①臥雲さんから
「松本市がDXで目指すのは、
1)松本版PHR(医療・福祉・健康づくり)、
2)100%カーボンニュートラルな社会(炭酸ガスの排出値=炭酸ガスの吸収値になる社会)、
3)アルプス観光リゾート、
4)楽しく稼ぐクリエイティブシティ、
5)可能性を拡げる新しい学び、への挑戦ですが、規制緩和に拠り実現を目指すスーパーシティ構想では、地域課題を解決するために、初めの2つ、1)と2)に絞って応募することになりました。
PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)は、5年前に、松本市が専門家と1年をかけて作り上げた構想で、これにより診療、見守り、災害時などで個人の事情に即したサービスを受けられます。情報は個人のものなので、同意があれば提供出来る仕組みです。
2)のカーボンニュートラルは、すでに安曇奈川では二酸化炭素の排出ゼロで電力を賄っており、水、木、太陽、地熱などを利用すれば松本市全体の電力を2050年までに100%カーボンニュートラルで賄う、を目指すものです」。
宮之本さんは
「例えば今の法律では、病院が無いと移動クリニックを稼働出来ないとか、国立公園の中には通信施設を作れないので、そこを特区で外してもらうなどが出来るようになります」と。
②コロナ関連では、臥雲さんから
「県内は峠を越えつつあり、松本市は一人か2人が続いていますが、全国的には歯止めががかからず東京は888人ですので、1月10日の成人式は延期することになりました。新成人11人による実行委員会の意見を取り入れ、大型連休明けの5月9日に延期して開催します。
県では、3割に減少した宿泊施設の収入を支えるために、家族割を設けました。年末年始は同居の家族で市内の宿泊施設へ泊まりに行き、のんびり過ごして、町を元気にしていただけるようにと願います」と。
③記者の質問に答えて、
「専門者会議の提言を良く読んで貰えれば分かりますが、目指す病院の柱は〈地域密着型の在宅診療支援で、西部地域の基幹病院として中心的役割を担う多機能型〉としており、病院内の取りまとめと同じ方向性のものです。急性期医療、救急医療、周産期医療も大切なものとして継続します。
ただ、ずっと平行線をたどっている病院内の取りまとめと、専門者会議の提言を一つに調整して統合してゆかなければならないので、その段階では、市庁内の1部署である病院局の取りまとめではなく、専門者会議の提言をベースに、これから活発に議論を進め、より良いものにしたいきたいと思っています。
今日の午前中に北野病院局長が記者会見をしておられようですが、もし、病院の人に取材対応をしないでくれ、と言ったら、プロセスが表に出て来ません。プロセスをオープン化すればするほど、違う意見が出てきますが、それは悪いことではありません。内容はこれから、ご本人にもお尋ねし、話し合います。
私としては、この市民病院が続いて行くことが最も大切なことだと思っています。そのためには、病院の歴史を大切にしながら、この病院がずっとあり続けられるためには何を見直さなければならないかを、活発な議論の中で見出して行きたいです」と。



①臥雲さんから
「松本市がDXで目指すのは、
1)松本版PHR(医療・福祉・健康づくり)、
2)100%カーボンニュートラルな社会(炭酸ガスの排出値=炭酸ガスの吸収値になる社会)、
3)アルプス観光リゾート、
4)楽しく稼ぐクリエイティブシティ、
5)可能性を拡げる新しい学び、への挑戦ですが、規制緩和に拠り実現を目指すスーパーシティ構想では、地域課題を解決するために、初めの2つ、1)と2)に絞って応募することになりました。
PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)は、5年前に、松本市が専門家と1年をかけて作り上げた構想で、これにより診療、見守り、災害時などで個人の事情に即したサービスを受けられます。情報は個人のものなので、同意があれば提供出来る仕組みです。
2)のカーボンニュートラルは、すでに安曇奈川では二酸化炭素の排出ゼロで電力を賄っており、水、木、太陽、地熱などを利用すれば松本市全体の電力を2050年までに100%カーボンニュートラルで賄う、を目指すものです」。
宮之本さんは
「例えば今の法律では、病院が無いと移動クリニックを稼働出来ないとか、国立公園の中には通信施設を作れないので、そこを特区で外してもらうなどが出来るようになります」と。
②コロナ関連では、臥雲さんから
「県内は峠を越えつつあり、松本市は一人か2人が続いていますが、全国的には歯止めががかからず東京は888人ですので、1月10日の成人式は延期することになりました。新成人11人による実行委員会の意見を取り入れ、大型連休明けの5月9日に延期して開催します。
県では、3割に減少した宿泊施設の収入を支えるために、家族割を設けました。年末年始は同居の家族で市内の宿泊施設へ泊まりに行き、のんびり過ごして、町を元気にしていただけるようにと願います」と。
③記者の質問に答えて、
「専門者会議の提言を良く読んで貰えれば分かりますが、目指す病院の柱は〈地域密着型の在宅診療支援で、西部地域の基幹病院として中心的役割を担う多機能型〉としており、病院内の取りまとめと同じ方向性のものです。急性期医療、救急医療、周産期医療も大切なものとして継続します。
ただ、ずっと平行線をたどっている病院内の取りまとめと、専門者会議の提言を一つに調整して統合してゆかなければならないので、その段階では、市庁内の1部署である病院局の取りまとめではなく、専門者会議の提言をベースに、これから活発に議論を進め、より良いものにしたいきたいと思っています。
今日の午前中に北野病院局長が記者会見をしておられようですが、もし、病院の人に取材対応をしないでくれ、と言ったら、プロセスが表に出て来ません。プロセスをオープン化すればするほど、違う意見が出てきますが、それは悪いことではありません。内容はこれから、ご本人にもお尋ねし、話し合います。
私としては、この市民病院が続いて行くことが最も大切なことだと思っています。そのためには、病院の歴史を大切にしながら、この病院がずっとあり続けられるためには何を見直さなければならないかを、活発な議論の中で見出して行きたいです」と。



