待ちわびた、防災避難訓練の朝です。
 近隣の組・班の方々と、近くの空き地に集合し、連れ立って、町会公民館へ。
 町会の方々と合流し、皆で指定の避難所(小学校)へ向かいました。
 陽ざしは春で、空は青く、常念岳は真正面に白く高く、連れ立ってポカポカと、なんかハイキングみたいね。
 朝8時20分から昼12時までの長丁場は初めてで、今回の主題は避難所の開設準備と避難所体験です。
 多くの事を学びました。幾つか列挙します。
1) 避難所はとても狭く、ギッシリという感じでとても生活スペースではありません。
 リーダーは「可能な限り、自宅でしのぐ工夫をしてください」と言っていました。「耐震の工事をし、庭にテントを張ってでも、なるべく自宅で」と。
2) 大災害の場合、3日は公的支援を期待できず、共助で切り抜けないといけないので、力を付けてがんばらないと。
3) 各自7日分の食料備蓄が必要。
4) 安心快適な「マイ・トイレ」を教わりました。
 10ℓほどの個人用バケツに、スーパーのビニール袋を2重にしてかぶせ、その中にペット用のトイレシートを敷き、その上に座って用を足すのですが、その時、90ℓ入りの大きな黒いビニール袋を、身体全体に被ります。
 頭だけだして、あとはスッポリ腰の下まで覆い、そのバケツに座ると、黒のビニール袋は床まで届き、バケツは全く見えません。
 黒いマントを羽織った旧制高校生が、そこにしゃがんで考え込んでる風情です。木陰にバケツを置き、ゆっくり用を済ますことができます。
 後は、バケツからスーパーのビニール袋を取り出し、口を堅く縛って、即、燃えるゴミに出すのです。
 もう一つの秘策は、「紙おむつ」をすることだそうです。「日ごろから練習しておくといいですよ」と。

< 2018年03>
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石上 扶佐子
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