今日は6月市議会の最終日、午前11時から議員運営委員会、午後1時30分から、閉会の本会議がありました。 
 どちらの会も、今期に各委員会で手分けして審査や協議をした議案を、全体の会議で説明し、はかるものです。
 本会議では各委員会の委員長審査報告と全体採決の後、各委員会でまとめた意見書が読み上げられ、中々に聞き応えがありました。
 国に対し、松本市議会として言うべきことをきちんと言い、国の施策を改善する大きな仕事です。
 教育民生委員(長は小林あや議員)からは、
 1)義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書(どんどん減らされる国の負担、増える続ける地方の負担に歯止めを❣)。
 2)医師数の確保を求める意見書(医師不足が深刻で、時間外労働が月80時間にも及ぶ医師の数を増やすことを強く要望)。
 経済地域委員会(長は吉村幸代議員)からは、
 1)免税軽油制度の継続を求める意見書(来年3月に除雪関係の軽油の免税が無くなったら、スキー場はやって行けません!)。
 2)種苗法の一部を改正する法律の慎重審議を求める意見書(農家が栽培する種の自家増殖を禁止しないでください。禁止になれば種、苗の購入に膨大な費用がかさみ、農業の撤退が加速します)。
 14人の議員の連名による「地方財政の充実・強化に関する意見書」。
 重要な「決議」もありました。
 建設環境委員会(長は川久保文良議員)よりの
「気候非常事態宣言に関する議決」(地球温暖化の危機が増す中、松本市が署名した「世界首長誓約・日本」と合わせ、「気候非常事態宣言」を決議する)です。
 これに関しては、最後の閉会の挨拶で臥雲さんも触れ、このことをを推進する意気込みを語りました。
 臥雲さんは他にも、18日間で補正予算など、審議され決議されたことに、厚い謝意を述べました。さらに
「柚木沙弥郎展が好評です。花いっぱい運動が彩りを添える市立美術館に足を運んだり、山雅を応援したりして前に進んでいきましょう。社会活動を上向き前向きにするために、やれることは精一杯したい」と言っていました。
「議会の場で活発な議論が交わされ、市民から〈目が離せない場所〉と言われるようになりたい」とも。
 
 写真1・3は、就任後初の議会を終え、ねぎらいの言葉を受ける臥雲さん。写真2は、議場に向う渡り廊下で。
 







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石上 扶佐子
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