お知らせ。
 ニューヨークの娘(松村亜里)が、テレビに出るそうです。
 10月22日(金)
 フジテレビ(8チャンネル)の『ノンストップ』という番組で、
 朝9:50〜11:25の間のどこかで。今日インタビューに来て、明後日放送なんだって。
 テーマはたぶん「幸せになる心理学」というようなことです。
 お暇がある方は見てやってください。幸せになります。

お知らせ。
 ニューヨークの娘(松村亜里)が、テレビに出るそうです。
 10月22日(金)
 フジテレビ(8チャンネル)の『ノンストップ』という番組で、
 朝9:50〜11:25の間のどこかで。今日インタビューに来て、明後日放送なんだって。
 テーマはたぶん「幸せになる心理学」というようなことです。
 お暇がある方は見てやってください。幸せになります。

連載51。小説『山を仰ぐ』第2章の3-10

 正彦さんが言いました。
 「そうなのです。平田先生は、天皇のもと、万人は平等だから、身分で差別をしてはならず、迷信や、まじないや、権威や、思い込みや、武力で事を進めるのは良くない、と言っているのですが、、、、。このままだと大きな戦さになります」
 そうですか。
 私も解りました。
 正彦さんの悩みが。正彦さんのもやもやが。
 どうしたらいいのでしょう。
 「そうですか」
 智恵さまも、そう言いました。
 「それに、平田門人は仏教式葬式に反対し、神式葬儀を叫んでいます」
 正彦さんは、心底困ったような顔で、智恵さまを覗き込みました。
 「そうですか、、、。」
 智恵さまが静かに答え、少し間を置いて続けます。
 「私は智順和尚さまから仏道の教えを受け、毎日の修行に励んでおりますが、これとて世界の唯一の教えではありません。私にとっては大切なことですが、これが一番とは思っていません。何が一番かは、分りませんので。
 良きものを良し、といつもはっきりと言っていけば、やがてそうなりましょう。そこには、仏の力、神の力が働きますからね」
 「そうですか」
 今度は正彦さんが言いました。何かが腑に落ちた、という風ではありませんが。

 (次回、連載51に続く。
 写真は、小説にも出て来る、山麓線にて)

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