今朝の外気は氷点下2.6度Cでした。
 寝坊で起きてみたら、頭と喉が痛くて、だるくて、ガタガタ寒かったので、南松本での劇の朝稽古はお休みし、1日家でゆっくりしてました。
 ほんとにゆっくりで、家の中なのに、海の底を歩いているようなスローモーション。なんか、動きがヘンでした。
 足がすぐに冷たくなるので、幾度も足湯に飛び込んで、つい、うとうと。
 夕方、ストーブの上でコトコトしていたチキンスープでラーメンを食べたら、喉の痛みが消え、元気になりました。(生ネギをどっさりと、半熟ゆで卵2つ、ノリの焼いたのと、野菜炒め乗せ)。
 ビワ葉、ナツメ、タンポポ、ヨモギ、スギナのブレンド果実酒のお湯割りを、水分代わりにぐいぐい飲んだのも、効いたかなぁ。
 昨夜は寒くて、ぐっすり眠れなかったので、今日は布団も極寒用に整えました。皆さまも、温かくしてお休みください。
 

 今日のミサでは、美しい文章がありました。
「幸せな人、神をおそれ、主の道を歩む者
 ひたいに汗して糧をうけ、恵みと平和に満たされる。
 実り豊かなぶどうの木のように、妻は家庭をうるおす。
 オリーブの若木のように、子どもたちは食卓を囲む」(箴言31)
 神父さまのお話しは、花婿を待つ娘たちの続きのマタイ25でした。要約すると
 「主人から5タラント預かった者は、商売をして10タラントにし、2タラント預かった者は、4タラントに増やし、1タラント預かった者は、無くすのが怖くて土に埋めて隠し、1タラントのままでした。
 旅から帰った主人は、前者の2人をほめ、3人目の人を叱って1タラントを取り上げ、10タラントの人に与えました」。
 タラントは神から預かった才能や、力やお金や役割や地位を表していますが、それらをどんどん使って、投資し役立てた者は、使った以上に増加するけれど、出し惜みし、隠したり、埋めたりして使わないと、なくなってしまう、という例え話しです。
 神父さまは言われました。
 持っているもの(神から預かっているもの)を使ったり、投資したりして離すことには、危険が伴うけれど、しかし主を信頼し、恐れずたじろがず、良き事を行うことができますように。と。
 ミサの後は教会の大掃除で、私は、お花を生ける水屋のある小部屋を2人で担当。
 大掃除を頑張りながら、相方にミサでの疑問を質問をしたら、信仰の先輩は、しっかり、くっきりお応えくださり、上記のことがはっきりしました。
 彼女は言いました。笑顔と言う宝を、惜しみなく使えば、周りの人も自分も幸せになるでしょう?
 大掃除は、有意義で楽しい時間です。

 寒い雨がポツポツの午前中、上土町の古い映画館で「この世界の片隅に」というアニメを見ました。
 戦時中の空気と、生活の懐かしさが漂う良い映画でした。
 私が生まれていない時代のことでも、懐かしく思うのは、文化の力なのでしょうね。
 戦災孤児を引き取る最後が印象的で、私の中の隠れた里親願望に小さな火がついて、ちょっと、心が乱れました。
 午後は、松本市主催の、地域医療と包括ケアシステムについて考える会。
 挨拶と後半のコーデュネーターは菅谷市長、基調講演は秋田県の市民病院の院長先生が、「連携と協働」の医療・地域システムを語って下さいました。
 後半のパネルディスカッションは、松本市の山間部で、日夜奮闘しておられる4人の医師を交え、医療の現状と課題と未来の、報告と討議です。
 秋田の小野先生は、松本市の感想を
1)フットワークが軽く、
2)病院と行政との協働が素晴らしく、
3)各働きに専門性があり、
4)フレンドリーな雰囲気に包まれている。
と結んで下さいました。
 最後に、菅谷市長が「哲学する医者が求められますね」と発言され、私は何故か、松本市のメイン標語の「美しく生きる」を思い出しました。
 「美しく生きる」は、「哲学」かもしれないと。

「世界健康首都会議」は、なかなかの会議でした。
 Mウイングの5Fで、健康推進員主催の、フラダンス教室の準備や講習をしていた頃、昨日と同様今日も、メイン会場の6Fホールでは、メインのプログラムが進行していました。
 その6Fは、昨日の開会式のあと、オランダからの報告が2つと、日本から2つ、今日の午前中は、大分臼杵市からと、松本からの報告がありました。
 今日の午後ついに、私たち健康推進の役員(すなわち下働きメンバー)は、1)信大の先生の講演と、2)最後の〆のパネルディスカッションに参加することができました。
 ( 1)と2)の間の僅かな休憩に、昼、時間がなくて食べきれなかったお弁当を、皆で再度食べたので、2)の開始に遅れ、登壇の方々の経歴紹介を聞きのがすはめに。)
 医師であり、世界に先駆けて健康寿命延伸を掲げた市政を行い、この会議を推進してきた菅谷市長は、たぶん、この会場の全部のプログラムにご参加ではなかったか、と思われます(昨夜のレセプションでの発言から推測)が、今日の午後も、一番前の席で、熱心に聞いておられました。
 最後のパネルディスカッションは、コーディネーターの小宮山宏さんが、過去のこの会議6回分の報告を、簡潔に述べて下さったので、会議の性格を知ることが出来、
 4人のパネリストは、それぞれ専門の立場から、この国と、世界と、この都市の未来を語って下さいました。
 コーデュネーターの突っ込みが良かったので、相互の発言の発展がとても面白かったです
 家に帰って、小宮山宏さんとは、どんな人か、とネットでしらべたら、三菱総研研究所の理事長で、もと東京大学総長、と書いてありました。
 たぶん、同じ人だと、思います。

 「世界健康首都会議」は、松本市が力を入れている行事で、今年で7回目。今日と明日、Mウイング(松本中央公民館)全館で、16の講演や講座や会議や催しがあり、21のブースが出ています。
 今年のメインは「市民共創の健康国家へ―オランダ王国の挑戦」で、今日は、パーソナルヘルスレコードの、オランダでの取り組みが報告されました。
 かの国で政策として取り組まれている、コンビューターによる個人の健康情報の個人管理と共有についてです。
 その時間、私たち「松本健康づくり推進連合会」は、別の部屋で、「はじめてのフラダンス」という、飛び切り楽しい体験教室を開いていました。
 先生の踊りを見ているだけでもうっとり、鏡の壁の大きなダンスルームで踊れることにもうっとり。
 初歩のステップから始めて、1時間後には、ハワイの漁師の歌を1曲、気持ちよく踊れるようになりました。
 このフラの教室は、明日もあります。11時から12時まで、Mウイング5階、レクレーション室です。初心者歓迎、是非お越しください。
 夜は、ブエナビスタでレセプション。講師の方、協議会や実行委員会の方、姉妹都市の高尾市の方、松本市の方など140名くらいが集いました。
 開会の挨拶は、この会の会長でもある菅谷市長さん。
 立食の同じテーブルには、健康推進の4人の女性役員の他、大分県臼杵市市役所の健康課の方、松本市内の大きな病院の副院長さん、松本市の健康づくり課の方が同席で、
 こんな時にしか巡り会わない方々から、深くてためになる話が聞き出せた、とても良い時間でした。
 例えば副院長として大切なことは、「今も自分の患者さんをしっかり見る事と、毎日必ず出勤すること」だそうです。
 臼杵市では、市の3分の1程の人が、健康管理・病歴ネットワークに参加しているという、先進的な試行のお話。
 市の方からは、健康推進事業の芯のところを聞きました。
 

 今日は町会カフェの日でしたが、NKS劇団の稽古と、明日からの「世界健康首都会議」の打ち合わせで、午前中は南松本公民館(なんなん広場)へ。
 なので、町カフェの、和菓子作りは失礼して、午後にお客さんとしてお邪魔しました。
 目の前に出て来た「秋!」にビックリし、急いで、家にカメラを取りに帰り、汗だくで公民館にもどったら、カメラにチップが入っていません。
 チップを取りに、再び家に帰り、ついに撮影出来た執念の写真です。
 手作り道明寺、柿の寒天、大学芋、里芋煮、赤いもみじ葉、紅白の漬物、ドリップコーヒー、で50円。

 今日は町会カフェの日でしたが、NKS劇団の稽古と、明日からの「世界健康首都会議」の打ち合わせで、午前中は南松本公民館(なんなん広場)へ。
 なので、町カフェの、和菓子作りは失礼して、午後にお客さんとしてお邪魔しました。
 目の前に出て来た「秋!」にビックリし、急いで、家にカメラを取りに帰り、汗だくで公民館にもどったら、カメラにチップが入っていません。
 チップを取りに、再び家に帰り、ついに撮影出来た執念の写真です。
 手作り道明寺、柿の寒天、大学芋、里芋煮、赤いもみじ葉、紅白の漬物、ドリップコーヒー、で50円。

 私の行動範囲は狭いので、FBの画面は、私の窓です。
 見知らぬ風景や生活や趣味の写真や文章は、私の世界を広げ、豊かにしてくれます。
 自分が見た美しいもの、楽しいことを、シェアし、プレゼントして下さって、ありがとう。
 季節の移り変わりは特に新鮮で、この秋の鮮やかな紅葉の写真は、ほんとに綺麗。
 私も写真を投稿できたらいいのですが、感性がいまいちで、自分で見る景色よりも、投稿の画面の写真のほうがよほど綺麗です。
 私の写真ときたら、問題外の下手さで、撮る気にもなれません。
 でも、そう言わないで、こそに込めるもの、込められているものを、知ることは大切ですね。
 信仰とは、様々の事象を通して神の愛を知ることらしいですが、投稿の写真や文も、そういう暖かさの表れで、愛を感じます。感謝。
 

 氷点下1,4度Cの朝、灯油の注文をしたら
「今日中には、お伺いします」とのことで、今日一日はしっかり在宅、を覚悟し、1日の予定を立てました。
1)古い羽織をほどき、洗って干してアイロンをかけ、台所のカーテンを作る。
2)梅酒用の大瓶に入っている、5年物のはちみつカリン漬けを、別容器にあけ、その瓶でナツメ酒を作る。(ナツメの実は土曜日に採取し、洗って、干してあります。)
3)剪定を兼ねて採った、庭のビワの葉が干せたので、ちぎって果実酒に漬け、ビワ葉エキスを作る。
4)庭の片付けができたので、境の柵にすだれを掛けて目隠しを作る。
5)玄関前のミントを刈り取って、ドライミントを作る。
6)机の上の書類に目を通し、分類・整理をする。(これが1日おくれたので、昨夜の会合を、スッポカシてしまった、、、、。)
7)今日の台所は、冷蔵庫整理のスープと、同じ目的のフラパンケーキ、とカレーピラフ。大根葉としらすとゴマの炒め煮。
8)灯油が来たら、買い物と郵便局へ。
 そして、1日が終わりました。
 どこまで出来たかは、とても、書くことが出来ません。


 今日のミサで神父さまは「生きる力は、自分が受け入れられているか否か、によります」と言われました。
 誠にその通りで、忍耐力を付けるより、愛されていることの方が、よほど大切です。
 7日前に、孫のママ(息子の妻)が「お母さん(私のこと)なら、一番大切なものは愛、と言うと思った」と言った時、忍耐力にこだわった私は、説明にオロオロしたのでした。
 良く考えると、私の育児書は、1969年発行の、野口晴哉著「育児の本」でした。
 鮮やかに覚えているのは、「まず、受けいれよ。まず、最初の欲求を満たしてあげなさい」で、私はそのように努めてきました。
 お祈りでもある「愉気」を、連発して乗り越えた日々。
 それがどうして「忍耐力」になってしまったのでしょう?
 思うに、私は弁解しているのかも。
 無力だった母(私)は、子供に何もしてやれず、母の無力を知っていた子供達は我がままを一つも言わずに大きくなりました。
 そんな欠けだらけの子育てを、「でも、忍耐力は付いたんじゃな~~い?」と、弁解しているのかも。
 忍耐力は大切ですが、それは困難を乗り越えようとする時に、自動的に発揮される力。乗り越えたご褒美ですね。
 今日の聖書は、「花婿の到着を待つ娘たち」の例え話で(マタイ25・1-13)「ともし火の油を用意し、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから」でした。
 明日は必ず、灯油を注文しなければ。
 

< 2017年11>
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